てるるんチャレンジ#10 準優勝構築 バナコーポリ2ウーラオス ~Shining Brilliant~
構築の画像(レンタルコードあり)
この度5月22日に行われたてるるんチャレンジにおいて準優勝という成績を収めることができたため、構築記事として残そうと思います!
フシギバナ、コータス、ウーラオスの努力値はシリーズ7当時と変わっていないので割愛させていただきます
コータスのボディプレスは対ガオガエン用ウェポンです。
ポリゴン2
@進化のきせき
性格 図太い H244 B148 D116
技 冷凍ビーム トリックルーム 自己再生 かいでんぱ
今のところの環境でのバナポリ2のポリゴン2はこの4つが結論技だと思います。
(ただ挑発に弱いため、最終日だけサイドチェンジにすることを大いに検討しています)
陽気ウーラオスの+1インファイト50%の乱数耐え、残りをDに回しています。
S個体値が さいこう なのは色個体が使いたかったからです()
本来ならば実数値79がベストだと思っています。(最速レジエレキのエレキボールが威力150にならず、トリル下でSさいこう無振り60族抜き、トリルのない状態でSを落としているポリゴン2より先に動く)
特性 トレース
ダウンロード時より火力は落ちますが、いたずらごころを奪えたりバナポリ2の並びで重めであったガオガエン+ランドロスの並びへの明確なメタとなります。
ボルトランドorガエンが出されたらお祈りしましょう...(威嚇トレースしてもランドロスが横なら勝てますが)
メタグロス
@命の珠
性格 いじっぱり H20 A252 S236
特性 クリアボディ
技 アイアンヘッド 冷凍パンチ 地団太 バレットパンチ
S-1ボルトロス抜き、エレキネット+ダイアイスでBIDCパボルト確定1発
ダイアースでB130 ガオガエンまで確定1発
てるるんチャレンジ#7において弱保グロス+レイスポスを使っていたのですが、選出圧はあるものの上からの火力強化と耐久強化をレイスポスが兼任しないといけないことから思っていたよりも全抜き力が低く、またその2体を初手に出さざるを得ないため、没に。
バナポリ2の最大の敵、ブリザポスに強い2体を組み込む必要があるため、まずはドラパルト+テラキオンから考えましたが、テラキオンが命の珠を持ったドラテラは弱かったのでエルフーン+テラキオンに変更、しかしきあいのタスキがないことと、前述のレイスグロスと同じような問題点を抱えていたため没に。
これらの経緯から、おそらくブリザポスに強く、即時火力の出せる命の珠持ちダイマックスポケモン+S操作にたけたポケモンの並びが最適だと気付き、眼鏡レジエレキ+珠メタグロスの採用に至りました。
次の問題としてSラインでしたが、てるるんチャレンジ#7において優勝したえげさんのBIDCパに完敗したことを思い出し、前述のラインまで上げることにしました。
(実際決勝トーナメントにおいて、えげさんではないもののBIDCパを使用している方と当たり、レジエレキ+メタグロスの並びで勝つことができました。)
守るを切ったバレットパンチの採用ですが、以前から知り合いと
「悪ウーラオスに縛られる関係上メタグロスの守るは必要なのか」
といった旨の話をしており、今回それをぶっつけ本番で試したところ、先制技はかなり有用だったことに加え、相手の守る読みがかみ合って勝利した試合もあったため、成功だったと感じています。
また、命の珠の採用によって、弱点保険の時微妙に足りないことのあった火力を補い、柔軟な立ち回りが可能でした。
例 メタグロス+ポリゴン2で出してもガオガエンを縛れる
余談 今回の色メタグロスはたくちゃんに特性パッチと交換でもらった個体ですが、親名がトールでした。Mikotoさんありがとうございます。
レジエレキ
@こだわりメガネ
性格 ひかえめ H60 B84 C252 D84 S28
特性 トランジスタ
技 10まんボルト ボルトチェンジ エレキネット エレキボール
最速フェローチェ抜き 陽気ウーラオスのハチマキ不意打ち確定耐え
メタグロスの部分でも述べた通り、S操作役であることに加え、エレキウーラ、エレキポリ2などの出し方で最も圧がかけられるようにこだわりメガネでの採用です。
相手のレジエレキはフシギバナで見られるうえ、耐久振りが多いだろうと思って自分も耐久に寄せましたが、この判断は諸説ありました。しかし努力値を削る部分も思いつかないので誰かいい案お持ちでないでしょうか...
ボルトチェンジの部分ですが、自分のプレイスタイルもあるかもしれませんが、ほぼ使わなかったのでノーマル技を1つ入れてもよかったなと感じました。自分がいれるとしたら神速です。
使ってみて実感したのですが、この環境においてレジエレキはやはり最強ポケモンの1匹ですね...
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました!質問などございましたら気軽にDM等してください!
超余談
最近強い6体の並びができるときはどんなときか考えているのですが、3分理論というものを提唱したいと思います。
自分が結果を残せているときはだいたいそうなのですが、強い構築ができるとき、6体の並びまでは短時間でできることがあります。
これはひらめきが大事ということを言っているのではありません。それまでのランクマッチや構築を考える段階での環境理解が積み重なって、一定に達するとすんなりと強い構築は生まれうるものだと思います。
だから自分は構築制作に詰まったらランクマ、飽きたらランクマというようなサイクルを大事にしています。
みんなでランクマに潜って過疎をなくしましょう!()
剣盾ダブルs14構築記事 トルネノラゴン偽装
今回紹介するのは自分が使用し、とり。さん(@cantfly_ss)主催のミナリンスキー杯1位達成、ランクマレート1900達成(写真無くてごめんなさい)をした、構築です。
構想段階として、あまりにも急所負けが多かったため絶対に上から殴れる追い風軸を使おうと考えました。しかし自分は追い風構築特有の守る択が非常に苦手であり、どうしたものかと考えていたところ、とあるシングル実況者の方が「悪戯心珠トルネロス」なるものを使用してレート2000を達成していたことを思い出し、それなら出した2体とも殴れるし択が減らせるだろうとそのままパクって軸にすることにしました。以下個体紹介です。
いのちのたま
31/x/31/31/31/31
暴風 追い風 こごえるかぜ きあいだま
H4 C252 S252 ようき
125あるC種族値から繰り出されるダイジェットはサンダーのダイジェットと火力が同じです。ダイマ運用が主であるため暴風採用。相手のランドロスやダイジェッターに対する打点を求めて凍える風採用。猫トリル(ガエンポリ2)の出し方に対しダイナックル+えらがみでないとポリ2を確定1とれないため必須です。初手のトルネロスより早いポケモンに対応するために追い風も必須です。
レジエレキやエースバーンを除き、環境に多く見られたポケモンよりもs種族値が高くs+1で準速レジエレキも抜けるため、奇襲さえ成功すれば上から殴り続けてイージーウィンを量産できました。また再戦時にはあえて追い風を打つと無警戒なところに刺さりました。ジェット+エラがみ、ナックル+エラがみで大抵のダイマポケモンを倒せるため、初手トルネノラゴンの並びは非常に安定しました。
追い風とこご風の両採用は、通常のトルネロスにも採用されることからもわかるように便利でした。
ウオノラゴン
がんじょうあご
うしおのおこう
31/31/31/x/31/31
エラがみ サイコファング みがわり 守る
A252 D4 S252 ようき
バカポケモン。
ジェットとナックルで状況に応じて実質スカーフもハチマキも持たせることができるため、守れて小回りの利く潮のお香持ちにしました。相手のダイマターンを稼げ、行動回数保障にもできる身代わりもうまく使えばかなり強かったです。自分より遅く先制技を持たないポケモンに対し無類の強さを持っていました。サイコファングは環境に多くいたオーロンゲの壁に対する回答になり、かつフシギバナへの打点ともなるため有用でした。
エースバーン
気合のタスキ
31/31/31/x/31/31
フレアドライブ 捨て身タックル コートチェンジ 守る
A252 D4 S252 ようき
この構築で戦う上で問題となるのが追い風ミラーです。
追い風エースがウオノラゴンという中速のポケモンであることから、追い風を張りあった場合上から殴られて負けてしまいます。これを解決するには自分だけ追い風を張って、相手の追い風役を倒すという方法しかありません。それを可能にする唯一のポケモンがこいつです。初手ダイアイス(トルネロス)+コートチェンジが決まれば前述の状態が出来上がります。追い風下でこのポケモン自体に圧はそこまでないため、命中安定で自主退場もできるフレアドライブと捨て身タックルの採用、通常のタスキ枠としての運用も見越して守採用です。
ガラガラ(アローラ)
ふといほね
31/31/31/x/31/31
A252 D4 S252 ようき
電気タイプポケモンの初手ダイサンダーやエレキの初手10万を抑制するポケモン。避雷針枠としてはゴリランダーに強く火力もあるので良いです。追い風軸に突っ込むため最速。(実数値106、追い風下130族抜き)初手ダイマ合戦になったとき、トルネの生存ターンを伸ばせます。また、素でガオガエンより早く動き、+1でテッカグヤの上から炎技を打てたりと、2枚目の追い風エースともなれました。最速ガラガラなど読まれるわけがなく、強かったです。フレアドライブは確定枠、非ダイマ運用がメインかつ、陽気で足りない火力を補うため、ポルターガイスト採用です。ガオガエンへの打点として地面技を採用したかったうえ、安心して打てる技も欲しかったため地団駄採用です。瓦わりでもよかったかも?
自由枠2体
上4体は確定で採用していたが、残り2体は環境に合わせて変えていました。
ウーラオス
ふかしのこぶし
黒い眼鏡(悪技強化)
31/31/31/x/31/31
暗黒強打 ふいうち インファイト 守る
A252 D4 S252
いつもの型。
タスキをとられたが、守れないのは弱いため黒い眼鏡採用です。
ゴリランダー
奇跡の種(草技強化)
31/31/31/x/31/31
グラススライダー 猫だまし 守る 挑発
H132 A244 D132
レヒレメタ兼スイーパー。再戦時の猫トリルメタとして挑発。HDはバコウバナのアシッド耐えです。
ビーストブースト
パワフルハーブ
31/x/31/31/31/31
メテオビーム パワージェム ヘドロばくだん 守る
B4 C252 S252
ジェット耐性のないポケモンが多かったため、それを補うための採用です。
おわりに
S13にカ・エールさんが使用していたような全対応型アグロパを目標につくり、そこそこ納得のいくものができました。ポケモン使用率ランキングの上位に対するダメ計を繰り返したかいがあったと思います。(もう需要がないし、書くのが面倒なので書いていません。)運用当初は面白いように勝てましたが、なぜかタスキエレキが増えたり、ボルトロスが増えたり、当たったこともない海外の人が初手トルネダイマを読んできたりと徐々に勝率が悪くなったため最終的には使うのをやめました。元々追い風パには苦手意識があったのですが、今回頑張って触ったおかげで少しは慣れたかなと思います。
最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました。
剣盾ダブルs14 初リバティ乗りました 最終21位
剣盾ダブルs13構築記事 ~バナコーポリ2はまだ舞える~
どうもやなぎです
今期も懲りずにバナコーポリ2を使ってました
感触は良くなかったですが自身初の最終2桁を達成できたので変更部分だけ書こうと思います
変更点としては2点
・メレシー
・アシレーヌ
31/x/31/31/31/0 れいせい
うるおいボイス 命の珠
ハイドロカノン ムーンフォース ハイパーボイス 守る
H188 B68 C252 (珠ダメ最小調整)
トリル下でのコータスを止めるために増加した炎ポケモンに対し相性有利をとれ、かつ範囲技を使えることで守る択を減らせる優秀なポケモン
そもそもダイマしても強い
環境にあまりいないポケモンでもあるので通り自体は非常に良かったです
ゴリラがいても出せるしやれます
フシギバナコータスアシレーヌの攻撃範囲は広くトリルさえ決まればほぼ勝てていました
メレシー
ウソ泣きと挑発を同時に対策できるポケモンはこいつだけです。
今月終盤に開催されたbo3大会てるるんチャレンジにおいて予選敗退要因となったブリザポス重すぎ問題を解決するために採用に踏み切りました
31/x/31/x/31/0 おだやか
クリアボディ メンタルハーブ
トリックルーム サイドチェンジ 甘える 光の壁
H252 B4 D252
S最高無振りブリザポスを抜きたかったが、たまたま最遅が出たので性格で調整しました。パーティーへのブリザポスの刺さりがあまりにも良いため、初手に出てくることの多かったブリザポスに上から甘えるを入れて横のフシギバナの行動回数を増やしてアドをとります。
光の壁込みでフシギバナがヒートロトムの+2ダイバーン確定耐え
またフシギバナとの相性補完がよく、サンダーに強く出られる。また捨て台詞でガエンが帰れないです。
対策が厚いバナコーポリ2に逆に初見殺し要素を加えることでBO1でもまだ戦っていけました。
かなりピーキーなポケモンであり、耐久がポリゴン2の3/4程度であり、4倍弱点もあるため、結構簡単に死にます。(例ダイマランドのダイアースで確定1)
挑発がある構築に出したいのに出しづらいのはかなり使いづらいポイントではありました。
総括
ウソ泣き消せ
BO1でこそこの結果でしたが、バナコーポリ2の真価はBO3において発揮されると思います。実際前述のてるるんチャレンジでは4勝3敗(内1不戦敗、2はブリザポス入り)
であり、煮詰めていけばやれると感じました。
そもそも初手フシギバナポリ2の並びでの行動はいくつも選択肢があるため、BO3向きの構築と言えるでしょう。VGC2021では予選抜けしてこいつらと暴れたいです
剣盾ダブルS12構築記事 バナコーポリ2スイッチ ~環境破壊最高!~
今回は自分が使い始め、s12中期~終盤にかけて環境を席巻したバナコーポリ2について書こうと思います
バナコーポリ2ウーラオスという並びは自分は鎧環境でも使用していました。しかしイエッサンブリムオンというきつい並びの流行やエースバーンの台頭、リザードンの存在によって結果を残すことができませんでした。しかし今季イエッサンブリムオンはほぼ消え、バトルレジェンドでの経験によってエースバーン、リザードンへの回答となる2体(後述)を見つけられたことから、構築としては冠環境以前に完成していました。「鎧環境で思いついていれば...」というのが冠環境考察前のこのパーティーに対する自分の思いです。
環境開始以前にSDを回していたところ、環境はGファイヤー、メタグロス、ブリザポスであふれており、この3すくみになると予想できました。したがってこの3構築にうまくメタを張ることが必要と考えました。そこで着目したのがコータスです。
コータスはトリル下においてメタグロス、ブリザポスに強力な弱点技を叩き込むことができ、またGファイヤーの強みはジェット逆上後の上からの全体怯み技であるため、トリルを張ることはかなりの対策だと言えました。しかし、コータスの噴火ではダイマブリザポス、メタグロスを一撃で倒すことはできません。(相手H252自分木炭想定)
そして今シーズンを通して常に使用率トップであったカプ・レヒレに対して弱いという弱点もありました。
それらの補完となったのがちょうどフシギバナなのです!
フシギバナがカプ・レヒレに強いことはタイプ相性から言うまでもないことに加え、今作で追加されたキョダイマックスの技、キョダイベンタツの追加効果によって、さまざまなポケモンをコータスの噴火圏内に押し込むことができます!
カプ・レヒレでさえも噴火*2+ベンタツダメージ*2最大体力の100%のダメージとなります(実際は木の実などがありますが)
実際環境初期はコータスとウーラオスでレヒレを倒す試合が多かったです笑
それでは構築解説に移ります
フシギバナ(キョダイ個体)
ようりょくそ
バコウのみ
31/x/31/31/31/31
H252 B4 C252 ひかえめ
この構築のメインダイマ枠
以前は晴下でドラパ抜きまでsを振っていたが、最速ドラパは弱いと踏んで思い切ってHCにしたのが功を奏した。(HPミリ耐えで勝った試合が何度もあったため)
130族に抜きたいポケモンがいなかったのでs4振りはしなかった
技は完全に固定
ダイマ切れ後も役割を持つことが多かったので守るは必須
他3技も必須である。眠り粉は弱いので入れない。
眠り粉という技は外してもゲームエンドでない(打ち得)のときか、当てるしか勝ち筋がないときに打つものであるため、守るより必要な場面が少なかった。
バナで初手脳死で粉を打つ人はへた!(自論)
バナは壊れ技のベンタツ打ってた方が強いです
運用としては、初手にポリ2と投げて基本初手ダイマトリル→味方を強化してベンタツ打って早めに退場が基本。
とにかくベンタツを打つことを意識していたので相手が草半減属性でも打った結果受けだし破壊ができることも多かった。
このフシギバナのやばいところは、バコウのみを持たせていることで、型ばれしていない前提ならジェット持ちポケモン相手なら出し勝ちという点である。
(例 相手Gファイヤーマンムー 自分バナポリ2 で出し勝ち)
環境初期はこちらのパーティーを見てほとんどの人が初手飛行ポケジェットをしてくれたので、easy win を連発していた。
画像は100戦終了時の画像であるが、上4体の選出があまりにも安定していたため勝率が8割近くあった。大体バコウのみのおかげである。
ポリゴン2
ダウンロード
進化の輝石
31/x/31/31/31/x
冷凍ビーム トリックルーム 自己再生 サイドチェンジ
H244 B212 D44 図太い
トリル役兼氷弱点処理枠
Bは陽気ハチマキウーラオスのインファ乱数耐え(87,5%)
Dは余り
試運転時に微調整を重ねたが、未だに最適な配分が分からない1体。
何度もトライアタック入れないのと聞かれたが、冷ビを切るとランドガブに勝てなくなるので切れず、トリル再生は抜く意味がなく、サイドチェンジとの択であったが、サイドチェンジが強すぎるのでトラアタは抜けた
Dが薄めだが、バナのダイアースで強化できるので初手以外に問題はなかった。
再生によって何度もトリルを張ったりコータスが落ちてウーラオスを出すターンにトリルを返したりと柔軟な動きが可能になった。
バナコー共に有効打がないドラパルトに強いのもよかった。
ひでり
木炭
31/x/31/31/31/0 れいせい
噴火 熱風 大地の力(ソーラービーム) 守る
H252 C252 B4
このパーティーのトリルエース。
前述のとおり環境にかなり刺さっていた。フシギバナとの相性補完もよく、主にこのポケモンとフシギバナで相手ポケモンを倒していた。
技構成に関して、初期はヒードランを見るため大地の力を採用していたが、あまりにもいないのとレヒレで詰むことがあったので途中でソーラービームに変えた。
余談だが、このパーティーの命中不安技はこいつの熱風だけである。命中不安技嫌いなので。
コータスの強みの一つとして、メインウェポンが全体技というのがある。
その点ではサイドチェンジや守る択を無視した行動ができ、安定して立ち回れるのだ。
ウーラオス
不可視の拳
気合のタスキ
31/31/31/x/31/31 ようき
インファイト 暗黒強打 不意打ち 守る
A252 D4 S252
見切りより守るのモーションが好き
ぶっ壊れポケモン
強いことに加え守る貫通のおかげで2連守トリル枯らし運負けとかいうバグを発生させずに勝てるため、トリル下で出してもコータスが横にいるだけでかなり強い。
確定急所が積みポケモンにぶっ刺さりなのも言うまでもない。
毒突きはタスキ持ちならばそこまで必要に感じられなかった。
ドラパルト
命の珠
31/31/31/x/31/31 いじっぱり
H44 A252 S212 (最速エスバ抜き)
こいつだけ色違いなのは友達 @poke__another にもらった個体のため
この場を借りてお礼します マジでありがとう!
このパーティーで調整らしい調整がしてあるのはこいつとトゲキッスだけなので詳しく解説していこうと思います
まず意地っ張りの理由と逆鱗採用について
ドラパルトのA種族値は120とそこまで高くなく、準伝環境では数値が足りないといわれがちでした。しかし、以前開催された伝説1体採用可能の大会「バトルオブレジェンド」の準備段階において、ドラパルトを使うことが必須となりダメージ計算をした結果、意地、命の珠、逆鱗、A+1(手助け)、という条件下でそこそこ広範囲のダイマポケモンを一撃で倒せることに気が付きました。
以下ダメ計の例
(ダイマエースは基本耐久無振りで計算しています)
このようにかなり広範囲のポケモンを見ることができます(乱数には勝ちましょう)
最悪珠ダメで落ちてくれます。
ダイビング採用は、非ダイマランド、ガオガエン等のポケモンをサポート(手助け)なしで倒したかったためです
ジェットはスイッチトリルに合わないので切りました
余りHで実数値169なの完璧すぎる
てんのめぐみ
リリバのみ(ヤチェのみ)(ソクノのみ)
31/x/31/31/31/31 ずぶとい
H252 B172 D84
D補正アイテムなし控え目レジエレキの10万耐え
残りBぶっぱ
手助けと指ができ、輝石が必要なく悪技の一貫を切れるポケモンがこいつだけ
半減実は確定で、何にするかは環境次第だった。
眼鏡やら珠やらを持ったエレキがここまで増えると思わなかったので調整ミス感がある
ドラパ初手の時は必ずこいつと一緒。
選出解説
基本選出
初手フシギバナポリ2 裏コータスウーラオス
選出の9割くらいこれでした。この並びが強すぎたため、選出段階で頭を使うことはあまりありませんでした。
裏選出
初手ドラパキッス 裏刺さりの良い2体
この選出をするのはおもに
・相手にエスバ、リザなどのフシギバナをワンキルできるポケモンがいるとき
・ドラパダイマでeasy winが狙える時
・初手フシギバナの通りがかなり悪そうなとき
になります。
3つ目が分かりにくいと思うので具体例を挙げると、例えば相手が初手メタグロスガオガエンだとかなり通りが悪いです。
基本選出の立ち回り
相手の初手にガオガエンがいない、もしくはポリゴン2が集中で落とされそうにない限り、初手バナダイマ+トリルが基本ムーブです。相手の初手がブリザポスでも、裏にレヒレがいない限り一緒です。
ガオガエンがいる場合、トリル下でフレアドライブを撃ち込まれて仕事をする前にバナが落とされる可能性があります。
また、流行りの初手であったレジエレキ+ウーラオスの場合、ポリゴン2集中されるとおそらく落ちてしまうので、サイドチェンジもしくはウーラオス引きで対処するか、サイドチェンジ読み読みで突っ張るかしていました。この時共通するのはウーラオスにベンタツを打っていたことです。(構築としてウーラオスが重いため)
トリルさえ決まってしまえばあとはコータスで詰めて終われる試合がほとんどでした。
一つ気を付けていたのは、必ずキョダイベンタツを打つということです。
キョダイベンタツの定数ダメージは合計してポケモン1,25体分のダメージを相手に与えます。したがって最終的には下手に等倍技や抜群技を打つよりよっぽどダメージが稼げます。
裏選出に関しては、脳死ダイマ手助けをするだけなので、特別な動きはありません。
おわりに
S12では、自分のパーティーを様々な人に真似していただき、非常に嬉しかったです。このような経験は初めてでしたし、なかなかないことでもあると思うので、誇りに思います。正直にいうと、自分の目指していた形のバナコーポリ2の中で最も完成形であるのは、cobaltさん @cobalt_poke1234 のパーティーだと思いますし、
あちらの記事の方が詳しくて参考になるので読んだ方がいいです。
環境最終期にはかなりメタが張られていて、結果を残しきることができませんでした。(最終順位は聞かないでください..)
そもそも環境にメタを張ったパーティーであり、数値も低かったのでこんなものかなという感じですが、リバティ賭けを2回プレミで落としての結果なのでとても悔しいです。s13ではこの悔しさを胸に30位以内をとるため頑張ります!
バトルオブレジェンド振り返り ~ザマゼンタを救いたい~
自己紹介
こんにちは!やなぎです!
今回初めてブログを書くことになるのでそれに先んじて軽く自己紹介をしておこうと思います。興味のない方は飛ばしてください(笑)
自分に今年の4月にポケモンのガチ対戦を始めました。つまり所謂剣盾勢ということで知識など浅い部分があるのですが、それを補うために死ぬほど対戦していますw
実績としては、ランクバトル瞬間3位、グローバルチャレンジ最終32位となっております
しょうもない自己紹介はここまでにして、本題に移りたいと思います
今回は自分がバトルオブレジェンドで使用したザマゼンタ構築について振り返りの意味を込めて書いていきたいと思います!
タイトルにもある通り自分は
こいつを使っていました
画像の通り二日目終了時6位というところまでは行ったのですが、最終日に下ぶれてしまい、最終1600ほどでした
SD(POKEMON SHOWDOWN)を活用してかなり作りこんだので結果を残したかったのですが、残念です
構築紹介に移ります
ザマゼンタ
自分はシールド勢かつ剣盾勢だったため、持っている禁止伝説はこいつとムゲンダイナのみでした。ルール発表当初ザマゼンタがひどい言われ様でもあったため、こいつと一緒に30位以内を目指そうと決意しました。
31/31/31/X/31/31 ようき
H252 A60 S196
素早さ実数値最速エスバ+2
当初はコーチング型で採用していましたが、ザマゼンタを無視され続けると弱いこと、耐久の高さとかみ合わないインファイトの使用回数を減らしたかったことから自らも強化できる遠吠えを採用しました。
使用感を言うと、こいつめちゃくちゃ固いです!珠ドリュウズのダイアースくらいなら余裕で耐えてしまいます。ふくつのたてで上がるのがBのみなので特殊方面は少し弱いですが、それでもフシギバナの珠ダイアースは耐えてくれますA種族値も130あるため、60振りだけで悪ウーラオスをインファイトで確定1発です。遠吠えを1回積めばA実数値が237となり、珠ドラパルト以上の火力となります。
ここまでザマゼンタの対面、攻撃性能について話してきましたが、こいつの強さはそれに加えてピッピと組み合わせた際のクッション、ダイマ枯らし性能にあります。ザマゼンタのタイプは はがね・かくとう であり、これはピッピに対する弱点タイプであるはがね、どくの二つを半減以下に抑える組み合わせです。ですからこのパーティーの基本初手の一つであるドラパピッピで出し負けた(詳しくは後述します)際に、ドラパ引きザマゼンタをすることで相手のダイマックスを枯らすことも可能になります。(これも詳しくは後述)
このようにザマゼンタはダイマックス環境ではうまく運用すればかなりの活躍が見込めるポケモンと言えるでしょう。
ドラパルト
とおぼえを受ける要員です。とおぼえ(コーチング)の弱点として、いかくなどで上げたAを下げられてしまうことがあります。しかし、ドラパルトは特性クリアボディによってそれを無効化できるため、いかく持ち相手にも有利に立ち回れます。また、たまたまですがソルガレオ+スカーフ地ならしもメタれていました。
H31/31/31/X/31/31 意地っ張り
持ち物 命の珠
特性 クリアボディ
H44 A252 S212 最速エスバ+1
ザマゼンタからバフを受けるための素早さ調整に加え、+1ドラグーン・ホロウでエースバーンやリザードン、ソルガレオなどに確1(または高乱数1)をとるため意地っ張りでの採用です。げきりんの採用も同じ理由です。結果的にはエースバーンはほとんどいなかったのでもっと耐久に回してもよかったかもしれないです。ドラパピッピ最強でした。冠環境でもやれそう。
ピッピ
ザシアンに縛られすぎて入れる必要があったポケモンです。
31/X/31/X/31/X 図太い
とくせい フレンドガード
H252 B252 D4
持ち物 進化の輝石
技 このゆびとまれ・サイドチェンジ・てだすけ・まもる
指は当然必須、サイドチェンジはメタモンの採用により必須、てだすけはドラパルトの火力不足を補うため必須、まもるはねこだまし等の対応に必須と、技スぺに余裕0でした。タスキ持ちも鑑みてマジシャが欲しかった...
同じくザシアン対策+他のきつい伝説対策
H252
持ち物 きあいのタスキ
特性 かわりもの
技 へんしん
この構築の2体目の伝説枠です()
かわりものの仕様として、自分の正面にいるポケモンしかコピーしないというものがあるため、ピッピのサイドチェンジを使ってうまく目当てのポケモンの目の前に着地させていました。いろいろな伝説が使えて楽しかったりもしました(笑)
SDで外国の方が使っていたのを見て構想に上がったポケモン。アギルダーとの水手裏剣コンボは知る人ぞ知る。
31/X/31/31/31/31 ひかえめ
H252 C252 D4
持ち物 弱点保険
特性 みずがため
技 だいちのちから・シャドーボール・げんしのちから・まもる
使用率の高かった伝説枠がレシラムを除き全て物理型だったこと、天敵であるアシレ-ヌやウーラオスなどの少なさに加え、特殊の地面、ゴースト打点の一貫性から環境に刺さっていると判断し採用しました。また相手に指持ちがいる場合、そのポケモンの選出強制ができ、初手が読みやすくなることも構築単位での強さに貢献していました。
さらに言えば、相手の構築に伝説以外の特殊打点がいた場合でも、なぜかそれを出されることは少なく(なめられていた?)、多少強引に選出しても相手を押し切ることができました。
ザシアンでもこの通り
間違いなく一日目のMVPはこいつです
また、シロデスナのダイロックは誰も知らないのでリザはカモでした。(ダイマされると耐える泣)じゃくほ発動でHDぶっぱサマヨでもホロウ確1なのも強みです。
シロデスナのお供
31/X/31/31/31/31 臆病
H252 S252
持ち物 たべのこし
技 水手裏剣・むしのていこう・まもる・いのちがけ
唯一後悔が残るポケモン 防塵ゴーグルを持たせる方がよかった C0でない
といろいろありますが、かなり活躍してくれた。いのちがけが強い。H252によって実数値が187となり、結構いろいろなポケモンに確1が取れる。また、スチルやアースを積んだ伝説の後始末にも便利。このパーティーの数少ないコータスの処理手段でもありました。
相手の構築ごとの対処法
雨ザシアン
初手ドラパピッピ、裏にメタモンザマゼンタ。初手ドラパダイマでテンポをとりつつピッピを使ってメタモンをザシアンの前に着地できたらほぼ勝ち。
晴ザシアン
初手ドラパピッピ、裏メタモン アギルダー。雨とほとんど同じだが、コータス処理のためアギルダーをだす。
砂ザシアン
特殊がいないことがほとんど。シロデスナで勝ち。またザマゼンタもバンドリに強い。
対ザシアンに関しては、かなりメタを張っていたのでそこそこ有利だった。唯一晴だけは相性が微妙でプレイング次第だった。また、相手がザシアンを初手に出す場合どちら側に出すかを当てる謎のゲームに負けた場合ピッピでサイドチェンジをしなければならないが、相手のプレイが甘い(?)場合なぜかピッピ方向にきょじゅうざんを打ってくるので泣いた(二敗)
初手ドラパピッピ
ドラパの+1ホロウで高乱数であったが、そもそもほとんど当たらなかったうえ、当たっても初手守などされた。
対レシラム
ほぼ確実に指+レシラムの初手だったので、こちらも1ターン目までは行動が決まっていた(ドラパホロウ&ピッピサイドチェンジ)構築有利な相手。
対日食ネクロ
初手ドラパピッピ
ドラパの+1ホロウでも落とせない代わりに能力は下がるので、ドラグーン3連打or横にホロウ後に+1ホロウで対処。相手の構築によってはザマゼンタでダイマを枯らす
対マギアナ
完全に捨てるしかない...と思い込んでいたが、大会終了後にマギアナのH実数値とアギルダーのそれが全く同じということに気づいた。大体横にバレルがいたので当初の構築通りゴーグルを持たせてカモれたはずだった。一番の心残り。
対その他
切っていたもしくは対策の必要がなかった
おわりに
かなり時間をかけたこともあって、このパーティー自体はかなり完成されていたと思います。実際3日目の2連急所負け→2連不利構築とかいう下振れまではかなり安定して勝てていました。結果目標としていた30位以内には及ばず悔しい結果とはなりましたが、他にザマゼンタでレート1748を達成した人などいないでしょう(多分。そうであってくれ)この結果を見てザマゼンタを笑った・捨てた人たちに少しでも驚いてもらえたらいいなぁ(笑)
それでは、さようなら!