WCS使用構築 バナコーポリ2Final

今回WCS2022で使用し、Day1 6-1 抜け(ワイボ⇒剣の舞) Day2 4-3 の成績を収めることができた構築です。

個体紹介

フシギバナ ひかえめ @命の珠
ハードプラント 守る ねむりごな ウェザーボール
108 HP / 44 Def / 236 SpA / 20 SpD / 100 Spe  

サンダー/ボルトロスの命の珠ダイジェット81パーセント耐えかつ珠ダメージ効率考慮
S+2でこくば抜き
C最大限
構築の軸
技4つとも変える余地がなかったです。この環境でねむりごなを切っていいのはこくばザシアン+フシギバナくらいかなと思っています。

ポリゴン2 しんちょう @しんかのきせき
イカサマ じこさいせい トリックルーム かいでんぱ
244 HP / 140 Def / 124 SpD  

C209カイオーガの命の珠雨ダイストリーム耐え 
構築の軸2
技4つとも() 
特殊禁止伝説が相対的に増加し、カイオーガも命の珠持ちが増えたためD方面の耐久を厚めにしました。

カイオーガ ひかえめ @うしおのおこう
しおふき こんげんのはどう れいとうビーム 守る
188 HP / 244 Def / 76 SpA  

ゴリランダーの特化種Fグラスラほぼ耐え C11n
A特化するゴリラはほぼいないと踏んで最高乱数切り
硬いオーガは強い

コータス れいせい @もくたん
ふんか ねっぷう ソーラービーム 守る
 252 HP / 252 SpA / 4 SpD  
コータスは強い 
イベザシガエントドン全抜きしたときは最高でした。
トドン意識でソーラービーム採用が生きました

ガオガエン いじっぱり @きあいのタスキ
ねこだまし フレアドライブ DDラリアット すてぜりふ
244 HP / 116 Atk / 148 Def   
構築の潤滑油 
トリル補助兼アタッカー兼クッションとして活躍しました。

ザシアン いじっぱり @くちたけん
きょじゅうざん ワイルドボルト(つるぎのまい) みがわり 守る
236 HP / 76 Atk / 36 Def / 156 SpD / 4 Spe  
構築の補完 上五体できつい相手かつ環境に多い相手に対して強い構成で使いました。(Day1 白馬パルキアメタ Day2 カイオーガ

構築経緯
JCSの結果からフシギバナポリゴン2の並びで勝てると確信し、その2体からスタート。また、えげさんのJCSの構築のグラバナガエンドータが強い(基本選出が禁伝1体で結果を残した)ことに着目し、禁伝1体+一般3体で強い並びを模索して、残り2体で補完を組むことを意識しました。
リザードンに対して安定して戦うためには天候を雨にすることが必須だったのでカイオーガを採用。晴れ要素も必須であったので、ここで候補としてコータスグラードン、いたずら晴れが浮上。おにびも晴れもできるヤミラミは強かったですが、晴れとトリルを同居させるだけで選出パワーが落ちるので断念。
また、グラードンを採用すると相手のゴリランダーの通りが良く、フシギバナヘドロばくだんを採用していない関係上立ち回りが窮屈になるため断念。
また、コータスの方がグラードンに比べザシアンのメインウェポンから受けるダメージが小さく、ザシアンに与えるダメージも大きいため、ザシアンに強いと言えます。
以上のことからコータスの採用が決定しました。
ここまでの4体で主にきつい並びはイベルザシアン、壁オーガザシアンであったため、ザシアンの採用が最適であり結果的にオーガザシアンの並びになりました。
最後の1体ですが、ぎりぎりまでタスキレジエレキとガオガエンを迷った結果相手の初見殺しやごり押し等をいなすためにはガオガエンの方が優れており、立ち回りの幅も広がるためガオガエンを選択しました。

決定した6体でてるるんチャレンジやBO3カップに出場したところ、いくつかの欠点が露呈しました。
・珠ダイマレジエレキの通りが非常に良い
・白バドパルキアガエンバレルがきつい寄り
・あまり見ない伝説・パーティがきつい
これについて考察したところ、1つ目はザシアンを特化エレキの珠サンダー耐えにすることで解決でき、2つ目はガエンの威嚇サイクルを無効にするつるぎのまい、バレルの胞子を無効にするみがわりを両採用することで対策できました。始めに述べたようにザシアンは補完で入っているため、ある程度メタ寄りの型で採用することが可能でした。
きょじゅう1ウェポンにすることは最初こそ抵抗はありましたが、使用して白バドパルキアへの勝率が格段に上昇し、積極的にガオガエンに技を当てることを意識すればそこまで窮屈にならなかったためメリットの方が大きかったです。
Day2は白バドパルキアは数を減らすと考えていたため、ダイマックスを終えたカイオーガをほぼ確実に縛ることのできるワイルドボルトを採用しました。

おわりに
全ておわって振り返ってみると、この環境では珍しくきつい構築があまりないように感じます。それだからこそ、世界の頂点にこの構築を持っていけなかったことを悔しく思います。来年は勝つ!