~VGC2022振り返り~

こんにちは、やなぎです。
世界大会終わってから忙しくて記事が書けず、もう対戦内容を思い出せるか怪しくなってしまいました。
後2週間ほどは時間がないので簡単に終わりそうな振り返りを書いていきます。


 

1月 

~ルール発表~

年が明けて帰省する途中の新幹線で突如ルール発表を見て横転。

GSルールは元々期待していたのでウッキウキで構築を作り始めました。

始めに作った3つはこちら

ルール発表前のワイ「バナコーオーガのウーラオス➡ザシアンにしたらGS勝てるに決まってるでしょw GSはもらったでw」
というわけで派生も考えて作ったのがこいつらです。使ってみたところ、ザシアンとカイオーガを基本出すため残りの枠が2つしかなく、バナコーポリオーガの持ち味が生かされにくい点が弱かったです。(ここで自分のWCSの構築記事を読んでくださった方ならお気づきかもしれませんが、伝説を2体出さなければいけないという先入観の影響で結論への道はかなり遠回りをしてしまうことになりました... もっと早く気づいていたら練度が段違いになってトップカットに行けていたのかもしれません...)

この結果からGS環境でバナコーポリは戦えないという思い込みを抱き、定数ダメージに頼らない構築・立ち回りを身に着けることを決心します。

~Victory Road 大会参加~

部活動のオフ期間と開催が重なったため約1年ぶりにVR(以下略称)の大会に参加することに。その際使った構築がこちら

軽く作成経緯だけ書いておきます
伝説1体ルールの時に強かった構築の改変が強いかもしれない
➡シャルナークパ(ザシアンロンゲトドンヒトム)はどうか
➡ヒトムの役割対象であったザシアン構築にカイオーガが入ってくるため入れ替え。伝説枠が余っていたためオーガザシアン両方に強めのディアルガを採用。
➡ザシアンにオーロンゲが出しにくいためボルトロスを採用
➡最後に黒バド・ガマゲロゲ等々に強いスカーフメタモンを入れて完成

結果 7-2で予選抜け 決勝トーナメント1没
ザシアンロンゲトドンの並びが当時まだ無く強かったです。またディアルガも刺さっていました。予選持ち込みも視野にありましたが、竜王kazukiさんが似たような(もしかして参考にしていただいた?)並びを公開されたので断念。もう対策が進み始めていたので妥当だったと思います。

~組んだ構築~

あとこれもこの時期にはほぼ完成してました
パル(ディア)ザシヌケニン
白バドオーガ
日ネクザシアン

2月

~INC~

色々な構築を作っては没にを繰り返す中、大会一週間ほど前に晴れ+ホウオウが強いという天啓が降りてきたため構築を作成。細部を整えて(もらった)ところ見た目に反して爆勝ちできたため抜けを確信(?)その構築がこちらです。

(ホウオウの地震➡大地の力)
結果 
3人使って3人とも1800を超えはしたものの全員予選落ち
悪かった点
急所負けが多い構築とINCボーダーの異常な上昇がかみ合っていなかった。
INC直前にとり。さんが弱保ホウオウの動画を公開しており、露骨に弱保警戒される場面があった。(草)

当時の環境メタとしてはほぼ完璧なものがあったのですが、それ以外の部分のメタが予想できていませんでした。3月では上から殴る構築を使用することを決意します。

~組んだ構築~

ダイマこくば+ザシアン
ルナアーラザシアン(Wcupで使用)

3月

~INC~

前述の通りとにかく上から殴る構築を考えていました。その上で全体技を入れてさらに安定性を高めようと考えていたところ、相手のカイオーガを倒した後のコータスがかなり刺さっていることに気づきました。
したがって、追い風とトリルを両採用したエルフーンカイオーガコータスを軸に、トリルがばれないようにフシギバナを採用。ダイマックスはほぼカイオーガに切るためダイマ無しで最もスペックの高いザシアンを採用。残りは竜禁伝メタでバナコーポリの選出もできるポリゴン2になりました(悲報 構築画像残っておらず...)
HDザシアンがディアルガの珠アースを耐え出して強かったです。
1800には乗ったもののそれ以上は上がれず仕舞いでした。

悪かった点
追い風で上から殴るって言ったのにトリルがメインなのおかしくない?
追い風ルートを取ったときのコータスが弱かったです。
リンヤSunに初手オーガダイマをしないと勝てないため、トドンバックで詰み
あと自分がが上から殴ってるのに急所に当たらずに返しの攻撃が急所に当たって負けまくったのはけっこう理不尽でした

~組んだ構築~

3月の反省を生かして作った追い風リザこくばオーガ

4月

~INC~

当初前述のリザこくばオーガの感触がよく使用する予定でしたが、ランクマッチ3~4桁帯での戦績が振るわず、INCの低レート帯でも同じことが起こると推測して使用を諦めました。

ここで一緒に考察をしていたぎんなんさん(@icho_poke)が物理イベル+黒バドを組んだところ強かったという話をしており、そこにタダ乗りする形でINCの構築を決めました。
構築記事はこちら【PJCS2022 34位】黒閃バドイベル - ぎんなん難儀 (hatenadiary.jp)
この予選でぎんなんさんは予選抜け、自分は1800すら届かないという結果でした...

悪かった点
自分が完全に作ったわけではなかったため、有名構築に対する立ち回りが自分だけ甘い部分がありました。
また、大会期間の1,2日目とも家におらず3日目も午前に部活をしての参加であったことから2ロム目を始めるころには体力が尽きていました。
振り返ってみるとまともなプレイができておらず、精神的にもおかしかったため予選落ちは妥当だったと言えます。負けた後ムキになって潜り続けたのもかなり×でした。

5月

~JCS予選~

4月INC後からの期間がかなり短かったため、1から自分で構築を組むのは無理だと判断しました。また、4月INCの反省からいただいた構築の操作方法を完全に理解しないと勝てないと気付いたため、4月に予選抜けした構築で、かつ有名構築単位での立ち回りが明確なものを使用することを決意しました。そのタイミングで現れたのが、がはくさん(@gahaku_poke)の黒バドザシアンでした。(記事はこちら【INC April最終21位】疾風迅雷レジエレキ│リバティノート (liberty-note.com)

4月に結果を残したうえ、立ち回りがとても詳細に書かれており、当時の自分にとっては天から降りてきた蜘蛛の糸のようでした。

結果 最終レート1776 予選抜け
記事が出たことによる相手の立ち回りの変化によって有利構築でも勝てないことがあった(特にリンヤSun)ため、元構築から技、性格を微妙に変更しました。
4月の反省を生かし、負けたタイミングで必ず休憩を取るようにしました。また、本番頭がおかしくなっても大丈夫なように、選出、立ち回りをすべてノートに書いたことも良かったと思っています。
ここまでさんざん下振れに悩まされていましたが、5月予選に関してはむしろとても運がよく助かりました。

6月

~PJCS~

再掲
予選を抜けた強者に自分が勝つためにどうするべきかを考えた結果、1月に組んだものの、立ち回りが相手のプレイング(レベル)に依存するため温存していたこの構築を使用することを決めました。バナポリが組み込まれているため練度があるのもgood。
自分が使い慣れた並びならどんな結果になっても納得がいくだろうという心持ちでした。

結果 予選5-1 17位で決勝トーナメント進出 世界大会権利獲得
決勝トーナメント 1-1でtop16

最低目標としていた世界権利は取ることができとても嬉しかったですが、次の目標であったTA獲得はならず悔しくもありました。
元々TAを取れなかったら世界は諦めようかとも考えていましたが、どうしても諦めたくなかったため親に頼み込んでみたところなんと快諾をもらうことができました。本当に感謝しています。

~てるちゃれオン~

JCS1週間後だったためさすがに構築がなく、JCSと同じ構築で参加しました。
結果は4-3で予選落ち。元々リンヤSunに勝てない欠陥構築であることは分かっていたので、これを機に完全に新しい構築を作ることを決意しました。

 

7月

~Bo3カップ、てるちゃれオフ~

 共にWCS使用構築の前身となる構築を使用していました。WCS使用構築 バナコーポリ2Final - ドダイトスの森 (hatenablog.com)当時は構築の完成度がまだ低く、ザシアンの技がスタンダードで耐久も今ほどなく、ガオガエンがイトケのみだったりHBDだったりと中身がだいぶ異なっており、その影響で負けた試合が多々ありました。したがって2回のオフでの成績は芳しくありませんでした。しかし、対戦を重ねるたびに構築の欠点が浮き彫りになり、負けた理由も明確になったためめげずに頑張ることができました。オフ後からは構築がないとおっしゃっていたぷりずむさん(@prism4763)と調整をしていました。本当に助かりました。ありがとうございました!

 

8月

~WCS~

結果 Day1 6‐1抜け Day2 4-3 33位
振り返りレポートはまた書こうと思うので割愛します!
トップカットを目標としていたので悔しくはありますが、全力を出した結果なので悔いはないです!

総括
去年予選落ちをし、実績コンプレックスに悩まされた1年でしたが、剣盾最後の年にこのような実績を残すことができ本当に嬉しいです!
来年は横浜で行われ、行くハードルとしては低いので、また選手として参加できるよう頑張ります!