【ポケモンSV構築記事】イッカサーフにご用心!【ダブルバトル】

はじめに

こんにちは!やなぎです!
今回は自分がシーズン1を通して使用していた構築について書いていこうと思います。

本来は先週末のオフ後すぐに出す予定だったのですが、オフ当日にコロナ発覚⇒療養の最悪の流れでこのタイミングとなってしまいました...

 

使用者(一部構築に差異あり)と最終結

・やなぎ 瞬間1位達成 最終91位

・アルベガ 最終日家族旅行TODにより敗北

・とり。さん 最終二桁?

・たっぴーさん 最終14位

一緒に調整した人

・アルベガ(@arubega_poke

・南ぷりずむさん(@prism476

特にぷりずむさんにはいろいろな案を出していただきお世話になりました!本当にありがとうございました!

 

構築解説

環境に合わせて上の2つを使い分けて戦っていました。差異についてはヘイラッシャのみです。のちに解説します。

構築経緯

ラスタル込みで弱点を減らした眼鏡サーフゴーが1回動くだけで試合を終わらせる力があると感じ、軸にすることに。サーフゴーを生存させるサポート役として、フレンドガードを持ち、かつ噓泣きもあるイッカネズミが最適と考え、あとは周りを固めていきました。

 

個体解説

サーフゴー

H244 B52 C212 ひかえめ 特性 おうごんのからだ
持ち物 こだわりメガネ テラスタイプ はがね
技 ゴールドラッシュ シャドーボール ラスターカノン パワージェム
高火力全体技で試合を1ターンで終わらせる力を持つ。人呼んでパルデア黒バド。

調整
フレンドガード込みで陽気珠ガブリアスのテラ地面地震確定耐え
鋼テラゴールドラッシュ(Wダメージ)で耐久無振りガブリアス確定1

イッカネズミ

H252 B236 D20 わんぱく 特性 フレンドガード
持ち物 ゴツゴツメット テラスタイプ ゴースト
技 フェイント うそなき このゆびとまれ まもる
当初Sを上げていたところをHBの方が良いとぷりずむさんからご指摘をいただき変更。
それに伴って、きあいのタスキだった持ち物をマスカーニャのタスキ削りになるゴツゴツメットに変更しました。

調整
イッカネズミのふくろだたき+コノヨザルのドレインパンチ確定耐え
C198眼鏡サーフゴーのWゴールドラッシュ最高乱数以外耐え
カイリューのテラノーマルハチマキ神速確定耐え

 

カイリュー

H204 A252 S52 いじっぱり 特性 せいしんりょく
持ち物 こだわりハチマキ テラスタイプ ノーマル
技 しんそく げきりん ドラゴンクロ― ほのおのパンチ
対追い風パに選出するスイーパー。神速は確定としても、絶対に技を変えた方が良かったです。

調整
A特化、カイリューミラーで上をとれるようある程度Sを上げ、残り耐久。

 

ドドゲザン

H188 A220 B4 D4 S92 いじっぱり 特性 そうだいしょう
持ち物 いのちのたま テラスタイプ ひこう
技 ふいうち アイアンヘッド けたぐり まもる
対トリルにおいて出さないことが多いためSを上げています。またこのポケモンのまもるが圧倒的に強いと感じたため、泣く泣くドゲザンを切りました。
また、対コノヨザルの勝率を上げるためテラスタイプはひこうとしています。

調整
珠ダメージ考慮でHP199
S4振りニンフィア抜き
A 上げられるだけ上げた。

ヘイラッシャ

H4 A236 B4 D44 S220 いじっぱり 特性 てんねん
持ち物 たべのこし テラスタイプ くさ/ひこう
技 ウェーブタックル/テラバースト いっちょうあがり じしん まもる
このチームにおいては寿司は実は補完であり、一番最後に入ってきました。
主な役割としては、↑4体ではきつかったコノヨザルへの対策、対トリルです。
また、地割れヘイラッシャの数によってテラスくさとひこうを使い分けていました。

調整
S+2で最速サザンドラ抜き
A お得に感じる11n
残りBD優先に振り分け。(ヘイラッシャは合体するならばHPよりBDを優先して振った方が総合耐久が上がります。)

 

シャリタツ

H4 C252 S252 おくびょう 特性 しれいとう
持ち物 こだわりスカーフ テラスタイプ ドラゴン
技 りゅうせいぐん りゅうのはどう だくりゅう こごえるかぜ
いっちょうあがりでSがあがるシャリです。きあいのタスキも余っていますが、中身が出た後相手のS+2ヘイラッシャに先制できるこだわりスカーフを選びました。
命中安定で反動もないりゅうのはどうりゅうせいぐんの使い分けができるのが良かったです。

調整
なし!

 

立ち回り

基本選出
初手イッカサーフ、後発ドドゲカイリュー

初手の眼鏡ゴールドラッシュが通ればかなりの確率で残数有利が取れ、あとは先制技で詰められます。特にヤミカラス追い風パはこちらの寿司を見た瞬間に後発にヤミカラスを出さざるを得ないため、勝率はほぼ100%でした。

 

裏選出
初手イッカサーフ、後発ヘイラッシャリ

相手がビルドコノヨザルを主軸としたパーティであったり、あまりにも寿司が刺さっていたりする時にこの選出をします。コノヨザルはヘイラッシャに弱いため勝てるし、寿司が刺さっているならば寿司が通るのは当たり前なので勝てます。

 

さいごに

最終日付近に同窓会が重なってしまったこともあってS1は満足の行く結果を得られませんでした。S2もテストが重なっており、本気でできるかかなり怪しいので残念です。
ですが久しぶりにたくさんランクマに取り組み、瞬間1位もとることができたので、ある程度成果はあったなと思います。
ここまで協力してくれたアルベガ、ぷりずむさんありがとうございました!

 

 

耐久調整ツール

耐久調整ツール作りました!

こちら

エクセルの形式でダウンロードして使ってください

 

BD種族値に極端に差があるポケモン用の耐久調整ツール
例 ニンフィア カイオーガ イシヘンジン

使用例 ニンフィア

レベル50ニンフィア(努力値無振り)のステータス
HP 170 B 85 D 150
⇒Dが異常に高い!!
 したがって従来のH=B+Dの式ではHB方面が柔らかく設定されてしまう!!
そんな時にこのツールを使います!!

今、ニンフィアを控えめC76振りにするところまでは決めているとします。
そうすると残り努力値は 510-76=434
これとニンフィアのステータスをもとにツールに入力するとこのようになります!

すべてを入力し終わったら右の結果(黄色の部分)を見てみましょう。

今回はこのようになります。(一部のみ抜粋)
BDへの性格補正は今回考えないので左行を見ます。すると耐久指数が12969.39で最高になっていることがわかります。
次に、今度はその列を左にたどっていきます。

性格補正はないため、耐久指数が最大となるときのHPは197, Bが113,Dが150となることがわかりました!
3点振りが嫌いな方はDを150⇒151に、残り努力値を434-8=426として計算してください

なるべく簡単にしたつもりですが、ぶっちゃけ分かりにくいと思うので何かあったらDMで質問してください

~VGC2022振り返り~

こんにちは、やなぎです。
世界大会終わってから忙しくて記事が書けず、もう対戦内容を思い出せるか怪しくなってしまいました。
後2週間ほどは時間がないので簡単に終わりそうな振り返りを書いていきます。


 

1月 

~ルール発表~

年が明けて帰省する途中の新幹線で突如ルール発表を見て横転。

GSルールは元々期待していたのでウッキウキで構築を作り始めました。

始めに作った3つはこちら

ルール発表前のワイ「バナコーオーガのウーラオス➡ザシアンにしたらGS勝てるに決まってるでしょw GSはもらったでw」
というわけで派生も考えて作ったのがこいつらです。使ってみたところ、ザシアンとカイオーガを基本出すため残りの枠が2つしかなく、バナコーポリオーガの持ち味が生かされにくい点が弱かったです。(ここで自分のWCSの構築記事を読んでくださった方ならお気づきかもしれませんが、伝説を2体出さなければいけないという先入観の影響で結論への道はかなり遠回りをしてしまうことになりました... もっと早く気づいていたら練度が段違いになってトップカットに行けていたのかもしれません...)

この結果からGS環境でバナコーポリは戦えないという思い込みを抱き、定数ダメージに頼らない構築・立ち回りを身に着けることを決心します。

~Victory Road 大会参加~

部活動のオフ期間と開催が重なったため約1年ぶりにVR(以下略称)の大会に参加することに。その際使った構築がこちら

軽く作成経緯だけ書いておきます
伝説1体ルールの時に強かった構築の改変が強いかもしれない
➡シャルナークパ(ザシアンロンゲトドンヒトム)はどうか
➡ヒトムの役割対象であったザシアン構築にカイオーガが入ってくるため入れ替え。伝説枠が余っていたためオーガザシアン両方に強めのディアルガを採用。
➡ザシアンにオーロンゲが出しにくいためボルトロスを採用
➡最後に黒バド・ガマゲロゲ等々に強いスカーフメタモンを入れて完成

結果 7-2で予選抜け 決勝トーナメント1没
ザシアンロンゲトドンの並びが当時まだ無く強かったです。またディアルガも刺さっていました。予選持ち込みも視野にありましたが、竜王kazukiさんが似たような(もしかして参考にしていただいた?)並びを公開されたので断念。もう対策が進み始めていたので妥当だったと思います。

~組んだ構築~

あとこれもこの時期にはほぼ完成してました
パル(ディア)ザシヌケニン
白バドオーガ
日ネクザシアン

2月

~INC~

色々な構築を作っては没にを繰り返す中、大会一週間ほど前に晴れ+ホウオウが強いという天啓が降りてきたため構築を作成。細部を整えて(もらった)ところ見た目に反して爆勝ちできたため抜けを確信(?)その構築がこちらです。

(ホウオウの地震➡大地の力)
結果 
3人使って3人とも1800を超えはしたものの全員予選落ち
悪かった点
急所負けが多い構築とINCボーダーの異常な上昇がかみ合っていなかった。
INC直前にとり。さんが弱保ホウオウの動画を公開しており、露骨に弱保警戒される場面があった。(草)

当時の環境メタとしてはほぼ完璧なものがあったのですが、それ以外の部分のメタが予想できていませんでした。3月では上から殴る構築を使用することを決意します。

~組んだ構築~

ダイマこくば+ザシアン
ルナアーラザシアン(Wcupで使用)

3月

~INC~

前述の通りとにかく上から殴る構築を考えていました。その上で全体技を入れてさらに安定性を高めようと考えていたところ、相手のカイオーガを倒した後のコータスがかなり刺さっていることに気づきました。
したがって、追い風とトリルを両採用したエルフーンカイオーガコータスを軸に、トリルがばれないようにフシギバナを採用。ダイマックスはほぼカイオーガに切るためダイマ無しで最もスペックの高いザシアンを採用。残りは竜禁伝メタでバナコーポリの選出もできるポリゴン2になりました(悲報 構築画像残っておらず...)
HDザシアンがディアルガの珠アースを耐え出して強かったです。
1800には乗ったもののそれ以上は上がれず仕舞いでした。

悪かった点
追い風で上から殴るって言ったのにトリルがメインなのおかしくない?
追い風ルートを取ったときのコータスが弱かったです。
リンヤSunに初手オーガダイマをしないと勝てないため、トドンバックで詰み
あと自分がが上から殴ってるのに急所に当たらずに返しの攻撃が急所に当たって負けまくったのはけっこう理不尽でした

~組んだ構築~

3月の反省を生かして作った追い風リザこくばオーガ

4月

~INC~

当初前述のリザこくばオーガの感触がよく使用する予定でしたが、ランクマッチ3~4桁帯での戦績が振るわず、INCの低レート帯でも同じことが起こると推測して使用を諦めました。

ここで一緒に考察をしていたぎんなんさん(@icho_poke)が物理イベル+黒バドを組んだところ強かったという話をしており、そこにタダ乗りする形でINCの構築を決めました。
構築記事はこちら【PJCS2022 34位】黒閃バドイベル - ぎんなん難儀 (hatenadiary.jp)
この予選でぎんなんさんは予選抜け、自分は1800すら届かないという結果でした...

悪かった点
自分が完全に作ったわけではなかったため、有名構築に対する立ち回りが自分だけ甘い部分がありました。
また、大会期間の1,2日目とも家におらず3日目も午前に部活をしての参加であったことから2ロム目を始めるころには体力が尽きていました。
振り返ってみるとまともなプレイができておらず、精神的にもおかしかったため予選落ちは妥当だったと言えます。負けた後ムキになって潜り続けたのもかなり×でした。

5月

~JCS予選~

4月INC後からの期間がかなり短かったため、1から自分で構築を組むのは無理だと判断しました。また、4月INCの反省からいただいた構築の操作方法を完全に理解しないと勝てないと気付いたため、4月に予選抜けした構築で、かつ有名構築単位での立ち回りが明確なものを使用することを決意しました。そのタイミングで現れたのが、がはくさん(@gahaku_poke)の黒バドザシアンでした。(記事はこちら【INC April最終21位】疾風迅雷レジエレキ│リバティノート (liberty-note.com)

4月に結果を残したうえ、立ち回りがとても詳細に書かれており、当時の自分にとっては天から降りてきた蜘蛛の糸のようでした。

結果 最終レート1776 予選抜け
記事が出たことによる相手の立ち回りの変化によって有利構築でも勝てないことがあった(特にリンヤSun)ため、元構築から技、性格を微妙に変更しました。
4月の反省を生かし、負けたタイミングで必ず休憩を取るようにしました。また、本番頭がおかしくなっても大丈夫なように、選出、立ち回りをすべてノートに書いたことも良かったと思っています。
ここまでさんざん下振れに悩まされていましたが、5月予選に関してはむしろとても運がよく助かりました。

6月

~PJCS~

再掲
予選を抜けた強者に自分が勝つためにどうするべきかを考えた結果、1月に組んだものの、立ち回りが相手のプレイング(レベル)に依存するため温存していたこの構築を使用することを決めました。バナポリが組み込まれているため練度があるのもgood。
自分が使い慣れた並びならどんな結果になっても納得がいくだろうという心持ちでした。

結果 予選5-1 17位で決勝トーナメント進出 世界大会権利獲得
決勝トーナメント 1-1でtop16

最低目標としていた世界権利は取ることができとても嬉しかったですが、次の目標であったTA獲得はならず悔しくもありました。
元々TAを取れなかったら世界は諦めようかとも考えていましたが、どうしても諦めたくなかったため親に頼み込んでみたところなんと快諾をもらうことができました。本当に感謝しています。

~てるちゃれオン~

JCS1週間後だったためさすがに構築がなく、JCSと同じ構築で参加しました。
結果は4-3で予選落ち。元々リンヤSunに勝てない欠陥構築であることは分かっていたので、これを機に完全に新しい構築を作ることを決意しました。

 

7月

~Bo3カップ、てるちゃれオフ~

 共にWCS使用構築の前身となる構築を使用していました。WCS使用構築 バナコーポリ2Final - ドダイトスの森 (hatenablog.com)当時は構築の完成度がまだ低く、ザシアンの技がスタンダードで耐久も今ほどなく、ガオガエンがイトケのみだったりHBDだったりと中身がだいぶ異なっており、その影響で負けた試合が多々ありました。したがって2回のオフでの成績は芳しくありませんでした。しかし、対戦を重ねるたびに構築の欠点が浮き彫りになり、負けた理由も明確になったためめげずに頑張ることができました。オフ後からは構築がないとおっしゃっていたぷりずむさん(@prism4763)と調整をしていました。本当に助かりました。ありがとうございました!

 

8月

~WCS~

結果 Day1 6‐1抜け Day2 4-3 33位
振り返りレポートはまた書こうと思うので割愛します!
トップカットを目標としていたので悔しくはありますが、全力を出した結果なので悔いはないです!

総括
去年予選落ちをし、実績コンプレックスに悩まされた1年でしたが、剣盾最後の年にこのような実績を残すことができ本当に嬉しいです!
来年は横浜で行われ、行くハードルとしては低いので、また選手として参加できるよう頑張ります!

 

WCS使用構築 バナコーポリ2Final

今回WCS2022で使用し、Day1 6-1 抜け(ワイボ⇒剣の舞) Day2 4-3 の成績を収めることができた構築です。

個体紹介

フシギバナ ひかえめ @命の珠
ハードプラント 守る ねむりごな ウェザーボール
108 HP / 44 Def / 236 SpA / 20 SpD / 100 Spe  

サンダー/ボルトロスの命の珠ダイジェット81パーセント耐えかつ珠ダメージ効率考慮
S+2でこくば抜き
C最大限
構築の軸
技4つとも変える余地がなかったです。この環境でねむりごなを切っていいのはこくばザシアン+フシギバナくらいかなと思っています。

ポリゴン2 しんちょう @しんかのきせき
イカサマ じこさいせい トリックルーム かいでんぱ
244 HP / 140 Def / 124 SpD  

C209カイオーガの命の珠雨ダイストリーム耐え 
構築の軸2
技4つとも() 
特殊禁止伝説が相対的に増加し、カイオーガも命の珠持ちが増えたためD方面の耐久を厚めにしました。

カイオーガ ひかえめ @うしおのおこう
しおふき こんげんのはどう れいとうビーム 守る
188 HP / 244 Def / 76 SpA  

ゴリランダーの特化種Fグラスラほぼ耐え C11n
A特化するゴリラはほぼいないと踏んで最高乱数切り
硬いオーガは強い

コータス れいせい @もくたん
ふんか ねっぷう ソーラービーム 守る
 252 HP / 252 SpA / 4 SpD  
コータスは強い 
イベザシガエントドン全抜きしたときは最高でした。
トドン意識でソーラービーム採用が生きました

ガオガエン いじっぱり @きあいのタスキ
ねこだまし フレアドライブ DDラリアット すてぜりふ
244 HP / 116 Atk / 148 Def   
構築の潤滑油 
トリル補助兼アタッカー兼クッションとして活躍しました。

ザシアン いじっぱり @くちたけん
きょじゅうざん ワイルドボルト(つるぎのまい) みがわり 守る
236 HP / 76 Atk / 36 Def / 156 SpD / 4 Spe  
構築の補完 上五体できつい相手かつ環境に多い相手に対して強い構成で使いました。(Day1 白馬パルキアメタ Day2 カイオーガ

構築経緯
JCSの結果からフシギバナポリゴン2の並びで勝てると確信し、その2体からスタート。また、えげさんのJCSの構築のグラバナガエンドータが強い(基本選出が禁伝1体で結果を残した)ことに着目し、禁伝1体+一般3体で強い並びを模索して、残り2体で補完を組むことを意識しました。
リザードンに対して安定して戦うためには天候を雨にすることが必須だったのでカイオーガを採用。晴れ要素も必須であったので、ここで候補としてコータスグラードン、いたずら晴れが浮上。おにびも晴れもできるヤミラミは強かったですが、晴れとトリルを同居させるだけで選出パワーが落ちるので断念。
また、グラードンを採用すると相手のゴリランダーの通りが良く、フシギバナヘドロばくだんを採用していない関係上立ち回りが窮屈になるため断念。
また、コータスの方がグラードンに比べザシアンのメインウェポンから受けるダメージが小さく、ザシアンに与えるダメージも大きいため、ザシアンに強いと言えます。
以上のことからコータスの採用が決定しました。
ここまでの4体で主にきつい並びはイベルザシアン、壁オーガザシアンであったため、ザシアンの採用が最適であり結果的にオーガザシアンの並びになりました。
最後の1体ですが、ぎりぎりまでタスキレジエレキとガオガエンを迷った結果相手の初見殺しやごり押し等をいなすためにはガオガエンの方が優れており、立ち回りの幅も広がるためガオガエンを選択しました。

決定した6体でてるるんチャレンジやBO3カップに出場したところ、いくつかの欠点が露呈しました。
・珠ダイマレジエレキの通りが非常に良い
・白バドパルキアガエンバレルがきつい寄り
・あまり見ない伝説・パーティがきつい
これについて考察したところ、1つ目はザシアンを特化エレキの珠サンダー耐えにすることで解決でき、2つ目はガエンの威嚇サイクルを無効にするつるぎのまい、バレルの胞子を無効にするみがわりを両採用することで対策できました。始めに述べたようにザシアンは補完で入っているため、ある程度メタ寄りの型で採用することが可能でした。
きょじゅう1ウェポンにすることは最初こそ抵抗はありましたが、使用して白バドパルキアへの勝率が格段に上昇し、積極的にガオガエンに技を当てることを意識すればそこまで窮屈にならなかったためメリットの方が大きかったです。
Day2は白バドパルキアは数を減らすと考えていたため、ダイマックスを終えたカイオーガをほぼ確実に縛ることのできるワイルドボルトを採用しました。

おわりに
全ておわって振り返ってみると、この環境では珍しくきつい構築があまりないように感じます。それだからこそ、世界の頂点にこの構築を持っていけなかったことを悔しく思います。来年は勝つ!

 

 

 

 

 

PJCS旅行記&対戦レポート!

お久しぶりです!やなぎです!

先週末行われたPJCSにおいてベスト16という結果を収めることができました!
世界大会にも行かせてもらえそうなのでまだまだ頑張りたいと思います!

初参加となったPJCSでしたが、さいっっっこうに楽しかったので少しでもこの気持ちを共有できたら、また、配信されなかった対戦の様子を伝えられたらと思いレポートを書かせていただく次第です!(もし公になるとまずい情報とかあったら教えてください...)
あと、長いので対戦レポートだけ読みたいって方は後の方まで飛ばしちゃってください!

Day0

とり。さんに秋葉原に召集をかけられたため昼頃に自宅を出発、秋葉原でとり。さん、KT、39さん、Shironeさん、えきさんと合流、一緒に昼食をとりました。
画像

初めて会う人がほとんどでしたが、みんないい人でとても楽しめました!

そのあと色々お店を回ってすることもなくなったので早めに幕張へ出発。
ここで一旦何人かとお別れ。

幕張まで思っていたより時間がかかり、ついたときにはもう夕方でした。チェックインを早々に済ませ、同じ部屋で泊まる予定のクーちゃんを迎えに駅へU-Turn
合流した後部屋まで案内すると移動はもうこりごり。そのためホテルで夕食をとることにしました。いい感じの時間になるまでテレビを見ているとちょうどアニポケがやってました。シンジなつかし~~!

画像

夕食は1階のイタリアンレストランで食べました。結構お腹がすいていたのでピザを2枚いただきましたw 

Day1以降まともに食事ができなかったので正解ではあったと思います。ただしホテル内のお店なので値段がたけ~~~~~!
部屋に戻った後は一息着いて大浴場へ。家ではシャワーばかりなので余計に気持ちよかったです。ただ行ったタイミングが悪かったのか、知り合いとは全く遭遇せず。明日絶対会えるからいいか~とか話しながら部屋へ、そして就寝。

Day1

そこそこ緊張していた?のか目覚ましより前に目が覚め、時計を見ると6時半。本番に向けてだんだんと気持ちが高まっていました。
クーちゃんが起きるのを待って朝食へ。バイキングに行きましたがあまり喉を通りませんでした。
朝食後はすることもなかったので早めに幕張メッセへ。さすがに到着が早すぎてゲームのマスター勢は誰もおらず。シニア、ジュニア勢はすでに会場入りで会えずと微妙な感じに。悲しくあたりを散歩していたらなんとライバロリさんを発見!!ビビりすぎて声をかけられませんでした。
その後会場入りできるようになってやっといろいろな人と合流!名前は書ききれないので割愛させてください...
その後長~い待機時間を経て対戦スタート!中国語TNで抜けた影響で字が読めないというアクシデントもありましたが、何とかここまで漕ぎつけました!ここから対戦レポートになります!

スイスドロー

今回使った構築はこちら(見づらいので後で差し替えます)

2月予選前から煮詰めていた構築で、練度にはとても自信がありました!言うならばGS版バナポリです!今後使う可能性等も考えて詳細は伏せておきます。

 

1R スライムさん 負け 

最終予選でストライク入りのグラカイ構築  (通称?グラカイストライク)を使ってい方。

自分:フシギバナ ポリゴン2 グラードン 白バドレックス
相手:ガオガエン グラードン カイオーガ グソクムシャ(!?)

ストライクのところがそのままグソクムシャになってました。びっくり。
威嚇トレースガチャは失敗。グラードンがチョッキでないことは分かっていたので出し勝ちではありましたが、草技をいなされてガオガエンに炎技を打たれることまでケアしてフシギバナ守る+イカサマをグラードンからスタート。
スライムさんはなんとグラードンダイウォール+フレアドライブフシギバナに。おそらくキョダイベンタツの貫通ダメまでケアしての行動ですが、1ターン目からの攻めた行動を見て「これが全国か...」
結果的にかみ合った形となり、グラードン方向にベンタツ打ち得になったためトルネオーガケアでキョダイベンタツトリックルーム。バナが落とされてもいいと割り切っての行動でしたが、ギリギリ耐えたグラードンガオガエンの攻撃は散らされており、ベンタツダメージで倒れたグラードンの場所からなんとグソクムシャが!ここで初めて安易なトリルがまずかったということに気づきます。
フシギバナを倒されるとグソクムシャで詰むためダイウォール+自己再生、そこに出合い頭とフレアドライブをポリ2集中。うますぎでしょ。両縛り盤面になってしまいました... 
裏の白馬の役割が薄かったのでフシギバナに変えてガオガエンフレアドライブに受けだし+自己再生。ギリギリ耐えて狙い通りガオガエンをスリップダメージで落とせましたが、ポリゴン2は落とされてしまいました。相手の裏は確実にカイオーガ。ここでグラードンを出すと天候を取られ、非トリル下でカイオーガフシギバナより早く動かれる可能性が高いため、フシギバナを出さざるを得ず。カイオーガに10万馬力を打ちながらグラードンに即バック。なんとかトリルを枯らせはしたものの、グラードングソクムシャのふいうち圏内になってしまいました。
カイオーガの守るを願いながらグソクムシャにねむりごな+大地の力をうつも、ちゃんと両方動かされてそのまま負け。初戦を落としたことにより決勝トーナメント進出には5連勝が必要となり、かなり精神的にきつかったです。

 

2R ケイさん 勝ち
以前からFFだったもののほぼ話したことがありませんでしたが、実際にあってみるととても気さくな方ですぐに打ち解けられました!

自分:フシギバナ ポリゴン2 グラードン 白バドレックス
相手:ザシアン ガオガエン ルナアーラ ポリゴン2

裏にゴリランダーがいる可能性があったため、何とかしてダイバーンでザシアンを倒したいところ。しかし威嚇トレースガチャを失敗し、ザシアン守る+ダイバーンを打たれるとフシギバナを突破されて負けが濃厚になってしまいます。1回戦を落として後がなかったため、めちゃくちゃ祈りながらポリゴン2グラードンに下げてダイバーン。相手のガオガエンフシギバナに猫だましを打っており、そのままダイバーンが通ってザシアンを倒すことに成功。
裏から出てきたのはルナアーラ。もう一度威嚇ガチャをする+ゴースト技を受けるためグラードンを下げてポリゴン2に。フシギバナガオガエンにキョダイベンタツ。運よく威嚇を取れたためフシギバナは生存、かなり良い盤面に。
フシギバナはダイウォールをして粉をうつ準備、ポリゴン2ルナアーライカサマをうつと、ルナアーラを下げて出てきたのはポリゴン2。一瞬todが頭をよぎります。
面倒なポリゴン2を止めるためフシギバナは粉、ガオガエンを早めに処理するためにポリゴン2グラードンに交代。ここでねむりごなを外してしまい、フシギバナを倒されながらトリックルームが決まってしまいます。しかし裏に白バドレックスがいたため何とかセーフ。ブリザードランス+噴火で押し切ってそのまま勝ち。
何とか望みをつなぎました。

3R フォルテさん 勝ち
フォルテさんはWorld Cup のマネージャーもされており以前からお世話になっていたので複雑。しかし対戦するからには本気です。

自分:フシギバナ ポリゴン2 グラードン 白バドレックス
相手:ガオガエン ボルトロス パルキア ザシアン

初手威嚇トレースやめて~~⇒いたずらごころトレースで一安心。
いたずらボルトは早めに処理しないと負けるためキョダイベンタツガオガエンに打ちながらイカサマをボルトロスに。するとかいでんぱをされながらガオガエンポリゴン2に挑発。ガンメタじゃねーか!!しかし幸運なことにキョダイベンタツガオガエンの急所に当たり、かなり良い状況に。
フシギバナのダイアタックをボルトに、捨て台詞ザシアン出しをケアしてイカサマをガオガエンに。(実はダイアタックのせいで成立してない)ガオガエンパルキアに引いており、ボルトロスポリゴン2に10万ボルト。ここで捨てザシ出しされてたらかなりまずかったです。ダイアタックでフシギバナパルキアより速くなっていたので電磁波を嫌ってダイウォール+イカサマ。読まれてダイドラグーンをポリゴン2に打たれました。しかし挑発ターンはここで終了。ボルトロスが倒れて裏からザシアンを出されます。
パルキアダイマックスを枯らすためにフシギバナを守らせながらポリゴン2はいたずらかいでんぱ。しかしバナが動かないことを読まれ、ザシアンに身代わりをされながらポリゴン2にダイドラグーン。耐えたもののかなりきつかったです。
しかしここでフシギバナを倒すにはザシアンで攻撃する必要があり、ポリゴン2が回復できたらまだ何とかなると思い自己再生+ねむりごなをパルキアへ。相手視点もポリゴン2がきつかったようで、ポリゴン2へ集中、突破されたものの粉が当たってグラードンを出し有利盤面になりました。
フシギバナでザシアンにウェザーボールを打ちながら断崖の剣。C-4?で身代わりが割れるか、断崖が当たるかの確率を乗り越え何とか勝利。

 

4R  ハミガキコさん 勝ち

また知り合い!?これが全国か.. 対戦前お互いに当たりたくなかったと連呼してました

自分:フシギバナ グラードン ポリゴン2 白バドレックス
相手:レシラム ガオガエン 白バドレックス モロバレル

今大会初めて有名構築と当たりました。初手選出と動きまで事前に決めてあったのであとは信じるだけ。
初手フシギバナ守る グラードンで物理ダイアースをレシラムに。5.5割ほどダメージを与えることができました。相手は猫とダイバーンをフシギバナに集中。こちらにとって理想の初ターンでした。
フシギバナは粉をレシラムに、グラードンは特殊ダイアースをガオガエンに。なんとか粉を当ててレシラムは眠って動かず。一安心していると次に動いたのはなんとガオガエン。速すぎるだろ。グラードンに捨て台詞を入れられてしまい。出てきたのは白バドレックス。3割程度のダメージしか与えられませんでした。
晴れウェザーボールを白バドレックスに、物理ダイアースをレシラムに。さすがに白バドレックスは守っており、レシラムが起きたらかなりまずい状況です。しかし幸運なことにレシラムは眠って動きませんでした。捨て台詞の影響で耐えられてはしまったものの、フシギバナの技圏内にはなりました。
フシギバナはウェザーボールをレシラムに、グラードン噴火。レシラムはガオガエンに、白バドはモロバレルにバック。ガオガエンにウェザーボールがヒットし、なんと脱出ボタンが発動。そのまま白バドが出てきて最大威力噴火がモロバレルと白バドに直撃。捨て台詞の影響でどちらも倒せこそはしませんでしたが、予想外の技によってサイクルを半壊させることができました。噴火グラの強みが最大限発揮されたターンと言えるでしょう。
モロバレル方向に粉を打ちながら噴火。モロバレルをガエンに引きながら白バドは守る。隙のない行動はできましたが、ここでついに粉を外してしまいます。晴れもちょうど終わり、フシギバナで白バドを倒せるか微妙なライン。また白バドを引きor2連守るしながらフシギバナを倒されると負ける可能性があるなと感じました。
そのためガオガエンに粉を打ちながら噴火。ガオガエングラードンに猫、白バドはブリザードランス。そしてここでまたもや粉を外してしまいました。かなり焦ったものの、トリックルームを打たれていなかったためまだなんとかなる。裏のポリゴン2と白バドを出します。
相手の白バドにイカサマブリザードランス集中。白バドを守られながらガオガエンは自分の白バドにフレアドライブ。このターンはこれしか無かったと思います。ガオガエンが落ち、出てきたのはモロバレル。完全に白バドの速さ比べの構えに。
イカサマブリザードランス白バド集中、怒りの粉+ブリザードランス?なんとか刹那の見切りに勝利し、勝ちを掴み取りました。
一ターンのロスによってかなり運要素の絡んだギリギリの試合になってしまいましたが、粉が2回連続で外れない前提であったら正解の行動ができたとは思います。初戦負けからの3連勝でもしかしていけるのでは?と思い始めました。

 

5R カ・エールさん 勝ち

いい流れがきていた所に突然のラスボス。本当に終わりを覚悟しました。しかしここで諦めるわけには行きませんでした。

自分: レジエレキ フシギバナ グラードン 白バドレックス
相手: グラードン ブラッキー 白バドレックス リザードン

出し勝ち寄りではありますが、ブラッキーが重め+グラードンが素直に動くはずがないと踏んでグラードン方向にねむりごなを打ちながらレジエレキはブラッキーボルトチェンジグラードン出し。グラードンダイマせずに居座りで粉が当たって眠り、ブラッキーフシギバナに欠伸。難しい対面になってしまいました。こちら視点はグラードンを倒してレジエレキを通したいですが、そのためにはフシギバナを動かさねばならず、ブラッキーを放置するのもまずいです。
ここで迷っているとなんとコントローラーが遅延で操作についてこなくなり、時間切れしてしまいます。フシギバナブラッキー方向にハードプラントグラードンは噴火。相手のグラードンはよく眠っていました。ブラッキーを倒してグラードンはかなり削れたものの、全く意図しなかった行動になってしまいパニックに。(確かグラードンをレジエレキに引きながら相手のグラードンにベンタツか、噴火を打ちながらフシギバナを引くかのどちらかを考えてました。) 裏から出てきたのは白バドレックス。
フシギバナを切りながらグラードンで相手の白バドレックスにダイバーン。相手はグラードンリザードンに引きながらブリザードランス。なんと相手の白バドの方が自分のグラよりも速く、フシギバナを倒しながらタスキでダイバーンを耐えてきました。裏からレジエレキを出して勝負に行きます。
レジエレキでエレキネットを打ちながらリザードンにダイバーン。リザードングラードンにゴクエンを打ち、白バドは守る。相手視点はエレキネットダイロックで詰みでしたが、自分視点は相手の白バドが守るかどうかの択でした。結果的にかみ合ってエレキネットを外さなければ勝ちの状況になりました。裏から白バドレックスを出します。
エレキネットを打ちながら白バドでトリル。リザードンはダイウォール。しっかり当て切って勝ち確定盤面に!
途中時間切れしてから本当に苦しかったです... 勝ったことによって世界権利が確定したため、ちょっと泣いていましたw

6R シリルさん 勝ち
初戦負け4-2でもほぼトップカットという情報を聞いたため、お互い和気藹々とした雰囲気で試合に。後に自分だけ負けたらトップカットではなかったことに気づき、冷や汗をかきました。

自分:レジエレキ 白バドレックス メタグロス グラードン
相手:エルフーン リザードン ムゲンダイナ 白バドレックス

自分はリザードンに10万ボルト、白バドでトリックルーム。相手はトリルを止めるため白バドに追い風ゴクエン。白バドはタスキなのでこの行動をされた瞬間爆アドでしたが、白バドが固すぎて素で耐えました。10万でリザをワンパンして白バド死に出しでメタグロスを出しました。相手は死に出しで白バドレックス。
メタグロスはダイスチルを白バドに、レジエレキは10万をエルフーンに。なんと相手の白バドもタスキでダイスチルを耐えられました。B上昇のおかげでブリザードランスをレジエレキが耐えますが、白バド守る&エルフのタスキケアでエルフーンを狙っていたため無意味に。ゴクエンダメージでエレキが落ち、裏からグラードンを出しました。
白バドにダイアース、グラードンは噴火。相手は白バドが守る。2体倒して裏からムゲンダイナが出てきます。
ムゲンダイナにダイアース大地の力集中。ムゲンダイナ守る。2連守が決まらなければ勝ち確でした。
しかし無情にも2連守が成功。ダイアースのD上昇があるとはいえかなり微妙な状況になってしまいました。
じだんだでムゲンダイナを倒せるかかなり怪しかったため、グラグロス両動かし。ここでムゲンダイナは火炎放射をメタグロスに打っており、メタグロスは倒されたものの大地の力でムゲンダイナを倒しきって辛くも勝利。
これによってトーナメント進出が確定しました。1戦目に負けてかなり苦しかったですが、諦めずに頑張って本当に良かった...!

トーナメント1回戦 みずくん ✕〇〇勝ち

ここからはついにオープンシートのBO3が始まります。勝てばDay2進出、負ければ終わりの魂の戦。このマッチがJCS通して一番熱い試合でした...!

一戦目
自分:メタグロス ポリゴン2 フシギバナ グラードン
相手:ザシアン ガオガエン パルキア ゴリランダー

みずくんのパーティに雨ごいトルネロスが見えており、バナポリ2に対してトルネザシアンで有利択を仕掛けられる(聖なる剣暴風ポリ2集中、雨ごいきょじゅうざんフシギバナ集中)のを嫌ってある程度余裕をもって動かせるメタグロスから攻めることにしました。トレースガチャが失敗したためダイアースをザシアンに打ちながらポリゴン2をグラードンに引いて聖剣を受けます。猫だましと聖剣がグラ方向に来、ダイアースでザシアンは赤ゲージ、かなり良い出だしでした。
裏のゴリランダーとパルキアはなんとなく見えていたため、ガオガエンさえ倒せばかなりフシギバナの通りが良いと踏んでガオガエンにダイアースと断崖の剣。ここでザシアンがゴリランダーにバックしガオガエンダイマックスしてダイバーンをメタグロスに。シュカのみ込みで集中を耐えられてしまいました。ガオガエンダイマは少し頭から抜けていて一気に形勢を五分にされてしまいました。
ガオガエンのダイウォールまでケアしてゴリランダーにダイスチルを打ちながらグラをポリゴン2にバック。ここで相手がうますぎてゴリランダーをパルキアに直バックしながらポリゴン2にダイバーン(だったと思う)威嚇をトレースできたためそこまで被害はありませんでしたが、ダイマックスを枯らされてしまいます。
ガオガエンがじだんだで倒せるか微妙+パルキアに削りを入れたかったためいわなだれを打ちながらパルキアに怪電波。後ろの展開を補助します。パルキアの大地とガオガエンのダイバーン集中でメタグロスを倒され、グラードンを出しました。さっきのターンじだんだをガエンに打っていたらガエン方向にウェザーボールが一貫していたのですが、ガエン素引きされるときつい上、あくうせつだんを2,3回ほど受けることになり、急所もいやだったのでそれを避けたつもりでした。
この時点でかなり猫サイクルがきつく、このターンの動きを読み切らないと勝てないと感じ、ガエン➡ゴリラ引きに噴火を集中。読み通りゴリランダーに引いてきて「勝った!」と思ったのですが、C-2パルキアの晴れ下珠ハイドロポンプグラードンが五割弱削れ、ゴリランダーがギリギリ生存してしまいました。あくうせつだんであればおそらく倒しきっていたので本当にみずくんがうまい。本当にケアしていたかはわかりませんが、噴火を打たれて耐えることまで考慮するとあくう急所ではなくハイドロポンプを当てる方が確率が高いため、すべてを封じ込まれた形となってしまいました。
その後はトリルを張りましたが猫をうまく回されそのまま1戦目を落としてしまいます。
メタグロスダイマは通ってこそいましたが、ダイマを枯らされるだけで不利になり、また1試合目は白バドレックスがいれば...という場面も何回かあったため、選出を見直すことにしました。試合をしていた感じザシパル+2枚猫という選出を変えてくるとは思えず、トルネ警戒は切ることに。自信のある並びで攻めることにしました。

2戦目

自分:フシギバナ ポリゴン2 グラードン 白バドレックス
相手:ザシアン パルキア ガオガエン ゴリランダー

メタグロスポリ2に合わせてきた?のか初手から火力の出る並びに。フシギバナを切りたくはないですが、1本目を取って余裕がある中グラバックダイバーンでザシアンを焼かれ、1ターンで試合をおわらせたくはないだろうと予想。また最悪トリルさえ決まってしまえば特殊グラードンダイマも刺さっていそうだったので、フシギバナパルキア方向に粉を打ちながらトリックルームをしました。相手はザシアンを守らせながらパルキアをガエン引き。粉も当たって完全にかみ合った形となりました。
かみ合いはしたもののザシアンを殴る手段がないため、仕方なくフシギバナで粉をザシアンに打ちながらポリ2を白バドに引きました。しかしここで粉を外してしまいます。一瞬終わったと思いましたが、ポリ2のヘイトが高かったおかげでザシアンは白バドの聖剣、命拾いをしました。なんとか圧のある対面を作ることに成功します。
ガオガエンが起きる可能性のあるターン。起きる前提で考えるとガオガエンフシギバナフレアドライブ、ザシアンが白バドのきょじゅうざんで2体倒されるのが最悪の展開と考え、フシギバナダイマックスは確定。問題は白バドが何をするか。素直に動くと10万馬力ですが、自分の経験と直感がブリザードランスを打てと囁いてきたのでランスを打つことに。(冷静になって考えるとザシアンが白バドを倒す➡グラ降臨できてオッケー ザシアン守る➡こちらの残数が減らないためオッケー ザシアン引き➡ランスを打たないとトリルターンを稼がれる なのでランスを打つのはあっていました。自分はゾーンに入るとこの思考ステップを圧縮することがよくあります)するとガオガエンは寝たまま、ザシアンが引いてゴリランダーが出てきてランス直撃。残数有利を取ってそのまま押し切り、この試合を取ることができました。

3戦目

自分:フシギバナ ポリゴン2 グラードン 白バドレックス
相手:ザシアン ガオガエン パルキア ゴリランダー

ここまで来たら完全に出す4体は同じだと確信。自信のあるバナポリ2で勝負に行きました。初手対面的に完全にグラバックをするかどうかの択でした。2試合目にねむりごなで荒らしたこともあり、フシギバナを信じて魂のグラバックダイバーンをザシアンに。これが通ってザシアンを撃破、ガオガエンは晴粉ケアでフレアドライブフシギバナに打っていたため、フシギバナも生存し、かなり勝ちに近づきます。裏から出てきたのはゴリランダー。
グラードンが動きづらいのでポリ2に下げて威嚇ガチャをしながら残数有利を保つためダイウォール。このターンが少し安直すぎました。威嚇はトレースできず、グラススライダーとダイバーンがポリ2方向に。
ゴリランダーバックをケアしてガオガエンにキョダイベンタツを打ちながらトリックルームを試みますが、勝負のゴリランダー動かし+ダイバーンによってバナポリ22体ともが倒され、だいぶまずい状況になりました。裏からグラードンと白バドを出します。
ガエン素引きゴリラ蜻蛉の威嚇サイクル、グラードンパルキアに不利を取ることと、白バドを削らないと相手視点苦しいこと、こちら視点ゴリランダーの処理が苦しいことを合わせて考えると、このターン噴火を通すのが一番勝ちに近いと判断。白バドを守らせながら噴火を打ちました。相手はとんぼ返りとダイバーンを白バドに集中。ゴリランダーは倒しきりましたが、想定外なことにベンタツダメージ込みでガオガエンを倒しきれませんでした。裏からパルキアが出てきます。
大地をガオガエンに打ちながらトリックルームが安定なので、後はあくうせつだんが急所に当たらないことを祈るだけでした。何とか逃れ切って勝利。Day2進出を決めることができました!!!


 

 

 

 

 

てるちゃれ予選全勝! バナコーポリ2レジェンド改!

今回12月11日に行われた第12回てるるんチャレンジにおいて予選全勝(7-0)で通過することができたため、記事に書き残しておこうと思います。

構築の大本は今春にVictory Roadさんの大会で優勝した時と変わらないため、詳細については【VR Circuit Qualifier #3 優勝】~雨時々晴れ~ バナコーポリ2レジェンド【S15ダブル最終3位】│リバティノート (liberty-note.com)

をご覧ください!

~変更点について~

今回の構築の変更点は2点のみです!

1つ目 カイオーガの型の見直し

Normal Sprite

カイオーガ
特性 あめふらし
持ち物 ルームサービス
性格 ひかえめ
努力値 B4 C252 S252
技 潮吹き 根源の波動 冷凍ビーム 守る

今シリーズが再開した当初元の構築を使用しており、LCSやてるちゃれチーム戦にもそのまま出ていました。しかし、対戦を重ねるにつれて大きな問題に直面しました。
それは、急増していたダイマックスレジエレキの存在です。元の構築において、追い風下でSに振ったレジエレキを抜けるポケモントルネロスとウーラオスのみでした。
したがってダイマックスしたレジエレキを行動前に倒す手段は、以前の構築には存在しません。そのため基本的にレジエレキの攻撃に耐性のあるフシギバナダイマックスさせてトリックルーム軸で戦っていくしかないのですが、その場合こちらの行動が制限されることに加え、レジエレキを自由に動かすことを許してしまうため、相手の行動を読み切ってプレイングを合わせるといった、相手より実力が何段階か上回っていても難しい立ち回りを強いられます。したがってこの点の改善は必須であろうと感じました。

追い風下でダイマックスしたレジエレキを縛ることのできるポケモンと言えばやはりカイオーガしかいませんが、そこまでSを上げてしまった場合トリックルーム下でのカイオーガの運用というこの構築の持ち味も消えてしまうため、どうしたものかと考えていたところ、ルームサービスというとんでもない持ち物を思いつきました。始めは流石にふざけすぎだろうと思っていたのですが、物は試しと運用してみたところ、トリックルーム下での使用感は変わらないまま前述のレジエレキに対する勝率をかなり上げることができ、正解だったと確信しました。

てるちゃれ本番においては、追い風下でカイオーガがレジエレキを抜けない1点読みの選出や立ち回りをしてくれる人もおり、とても刺さりました。

 

2つ目 トルネロス

Normal Sprite

こごえるかぜを守るに変更したのみです。
初手に猫だまし持ちを合わせられて縛られてしまうことを避けるために選出しにくくなってしまう場面が見られたため、変えたところ安定感が増しました。2段階S操作ができないことで負ける場合もないとは言えないため、個人の好みにはなります。

 

さいごに
ルームサービスを使って結果出した人さすがに自分が初めてでは?擦っていこうと思います。

 

剣盾セイムダブルビート構築記事 ~双珠バナコーポリ2~

f:id:YANAGI0710:20210816131237j:plain
このTNで1位とりたかったのでサブでやってました
一応公開TNなので人読み防止とかではないです許して()

f:id:YANAGI0710:20210816131241j:plain


今回構築を考えるにあたって、バナコーポリ2をベースに鎧環境のTier1構築にメタを張り切れれば勝てると踏んでいました。この大会はいわゆる準伝説でなければ冠の雪原で追加されたポケモンも使えるルールですが、使われるであろうポケモンガブリアスメタグロスのみであり、バナコーポリ2であれば特に対策はいらないと思っていました(実際そうでした)

・バンドリキッス
バナコーポリ2を使っていれば勝てるため、特に対策はいりませんでした。ですが本番ほぼ当たりませんでした。1位の人がバンドリだったので直接対決したかったです...

ダイマエースバーン
意地珠ドラパ+手助けでダイドラグーンすれば勝てます

・晴パ
ミラーであったら勝てることに加え、リザードンがいるならば確実に初手に出てくるため、意地珠ドラパ+手助けでダイドラグーンすれば勝てます。

・イエブリ
珠エースバーン+エルフーンでイエッサンを倒しながらトリルを張る作戦が成功すれば勝てます。意外に警戒されてませんでした。

・セキタンザン
追い風してドラパルトでダイストリームすれば勝てます。

これらのことを加味すると、残り3枠はドラパルト、エースバーン、エルフーンが最適であると思いました。ルール発表当日にこの構築がまとまり、結論だと思っていたため仲間大会には意図的に参加しないようにしていました。

以下、個体紹介です。

Shiny Sprite
フシギバナ
@バコウのみ
性格 ひかえめ H252 C252 S4
 
技 ハードプラント ヘドロばくだん だいちのちから ねむりごな
いつもの
ひいらぎさん(@hiragiwarabi39)からいただいた個体。愛用しています
構築的に非ダイマの運用も予想されたうえ、守るが必要な場面も多くないと思われたためねむりごなを採用。(これは鎧の孤島までの構築記事を見ると明白ですが、明らかに現在に比べ守るの必要度が低く、採用が少ないです。)

Shiny Sprite
ポリゴン2
しんかのきせき
性格 図太い H244 B148 D116

技 冷凍ビーム じこさいせい サイドチェンジ トリックルーム
小雪さん(@yuki_pkmon)からいただいた個体。いつもお世話になってます
かいでんぱを打つべき相手がいないと感じ、サイドチェンジにしました。してよかったです。マジで。

Normal Sprite
コータス
@もくたん
性格 れいせい H252 C252 D4

技 ふんか ねっぷう ボディプレス 守る
いつもの バンギラスへの打点としてボディプレスを採用しました。

Shiny Sprite
エルフーン
きあいのタスキ
性格おくびょう H4 C252 S252


技 ムーンフォース おいかぜ トリックルーム てだすけ
じぇむ(@poke__another)にもらった個体で初めて活躍させられたのでよかったです。彼も今回18位入賞していて、二人同時に結果をのこせたのが本当にうれしいです!

Shiny Sprite
ドラパルト
@いのちのたま
性格 いじっぱり 

技 げきりん ゴーストダイブ ダイビング 守る
調整理由はhttps://blog.hatena.ne.jp/YANAGI0710/yanagi0710.hatenablog.com/edit?entry=26006613660393962
と全く同じです。
何体ものエースバーンやリザードン、セキタンザンを1撃で倒しイージーウィンを量産してくれました。
これもじぇむにもらった個体なので、活躍させられてよかったです!

 

Normal Sprite
エースバーン
@いのちのたま
せいかく いじっぱり H188 A172 S136 

技 アイアンヘッド とびひざげり とびはねる ふいうち
Sライン 最速ドリュウズ抜き H10nー1
努力値計算してて気づいたんですが、努力値余ってるんですが。。。
日本一決定戦予選の時の流用個体なので仕方ないですが確認しておけばよかったです
トゲキッスやブリムオンへの打点としてアイアンヘッド、イエッサンへの打点としてふいうちまで確定、
ウーラオスの代わりとなるためにとびひざげりを入れ、
追い風ミラーへの解答としてとびはねるを入れて完成です。
全部の技が正解でした。非ダイマ時にもかなりいい働きをしてくれましたが、1回膝外しで1780くらいから1500代
の人に負けて発狂しました

おわりに
Day1OOOOOOO
Day2OOOOOOO
Day3OOXOOOOXOOOXOXOOOXXOOOOXOOOXOOO
最高16連勝
1日目で16乗ったらやめ、2日目で17乗ったらやめる作戦がうまくいきました

今回の大会は個人的には結果を残せないまま終わってしまった鎧環境の延長戦と考えていました。したがって
最低目標を予選抜けライン(レート1800)最高目標を1位としていました。そのため達成感と悔しさの両方が残る
結果となりましたが、今回の大会を試金石に来年こそは予選を抜けロンドン行きを決めたいと思います!

f:id:YANAGI0710:20210816143544p:plain

かわいい